初めてできた祖父母結婚相手には祖父母が3人いると聞いて人知れず喜んだ自分がいた。ところが、結婚式の1週間前にその中のひとりが亡くなった。自分の出生のとき祖父母3人が私の出生年を真ん中に3年連続で亡くなっている。私は祖父母に縁がない…だから亡くなってしまったのだろうか…関係ないといえば関係ないのだがこれまた人知れず自分を責めてみた。私は「前の世代と引き換え」に生まれてきた。そんな気持ちがずっとどこかにあった。そんな私にも二人「おじいちゃん」「おばあちゃん」と言える祖父母ができた。親戚一同で海に旅行に行った時海岸に出る石段をゆっくりと登ろうとしていたおじいちゃんの手を引いたことがある。その手はシワシワで小刻みに震えていた。石段を登る瞬間だけおじいちゃんの...26Aug2017OTHERS
ラジオの収録先日、ふたこぶらくだの副代表としてラジオの収録に行ってきました。収録中、ガラス越しに一人の女性が。子育てを終えた年代と思われるその方は代表と私の話に耳を傾けて聞いてくれていました。子どものことで悩んだとき経験のある方からのアドバイスが本当に支えになる。という話で大きくうなずきガラス越しに手を振り合って女性は去って行きました。初めてのラジオ。言葉だけで人に伝えることがとても難しいと感じていた私にとって女性の笑顔と振りかえす手のひらに何かを伝えることができたのかもしれない。そう思うと、とてもうれしかった。感謝の言葉しかない。26Aug2017HOMEHUMAN
値切ってみたら…プランターで咲いている花を見て「お母さん、あの花買うのにちょうどいいんじゃない?」と言ってきた。「ちょうど」という言葉を使うようになってきたのは前回のお花購入の際に、私が値切ったからかもしれない。開ききった花と見頃の花を2本買った時「この花はすぐに枯れてしまうからちょっと安くして」と、娘との初めての交渉をし、いつもの半額で買ったのだ。この日買った花も値切ってみようと試みたが「この花はそんなに開いてないよ」と娘。ちゃんと考えてる。子どもなりに、花の値段の理由を考えてる。まだ、手入れしている自分や水道代まではわからないまでも値切られたままでいないように考えてるのがとてもうれしかった。そして、貯めたお金でなにを使おうか色々と妄想wも始めた...26Aug2017HOMEOTHERS
子ども経営者感覚おこづかいは自分で稼ぐもの。日本でこの言葉を言うことは金に汚いと忌み嫌われるタブー。夫婦でも賛否両論あった我が家。でも、将来大人になってお金は自分で稼ぐ未来はやってくる。じゃあその感覚を身につけるのは何歳からか。大学の経済学部に行ってからか。アルバイトでなんとなく知っていくのか。お金にばかり目を向けて周りの人を欺く行動はもちろん良くない。でも稼ぐということは人を欺くことと同義ではない。どこかの会社に就職するにせい自分で仕事を始めるにせい「生きる」ために必要なことなのだと私は考える。22Aug2017HOMEOTHERS