国の重要文化財である
日本綿業倶楽部に行ってきた。
大阪の歴史とともにあるこの建物。
昭和6年にこんなしつらえができてたなんて。
特に食堂の防音壁。
ナイフとフォークのカチャカチャ音に
慣れていない日本人のために。
その配慮がなんとも細やか。
部屋によって様式が違うのも
ガラスに網が入っていたことで
空襲のときも割れなかった話も
すべてが時空を超えて
その時の人たちがいた空気感にひたれた。
壁に触れてみる。
ゼフラル・コクレーンの作った
ロケット(宇宙船)に触れる感覚は
きっとこんな感じかもしれない。
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