昔から泣くポイントが
その年頃の子と合わなくて
自分はなんでこんなとこで泣くんだろう
と疑問に思ってきた。
ライバル同士が協力して困難に立ち向かう。
誰かがとても難しいハードルを越えようとしたときに
仲間が現れて共に越える。
犬が死んだ飼い主をずっと忘れないでいる。
救急車が通るとき、自動車がみんな横に避ける。
「だって、仲間でしょ!」ってセリフ。
先生が生徒の親に向かって「いつもお世話になっているんですよ」(雑誌るびんより)
etc…
最近分かってきた。
「ちいさきもの」
自分が
「ちいさきもの」
だと思ってきたから。
ちいさきものが集まって何かを成し遂げる瞬間
意思疎通ができないと思われたちいさきものたちが
お互い通じ合う瞬間
ちいさきものが認められた瞬間
「ちいさきもの」
高校生になって確実に
自分を「ちいさきもの」だと認識しはじめた。
だから、先生が母に
「いつもお世話になっているんですよ」
という言葉がとてもうれしく
今でも思い出すと涙が出てくる。
▲「雑誌るびん」創刊号より
親になってもなお私は「ちいさきもの」で
子どもに「お母さん大好き」と言われるだけで
涙が出てくる。
「ちいさきもの」
そう思うことが
私の人生にはとても大切だったんだと思う。
(なぜだろう…)
今度はそれをじっくり時間をかけて
過去と現在の自分を見つめながら
答えをみつける「これからの人生」を愉しもう。
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